相手に不機嫌にされたときに

 自分のまいた種で喧嘩のようなことになり、自分も相手も嫌な気持ちになる出来事。結構日常にはありますよね。「ごめんなさい」や「ありがとう」を言う事を思いつくより先に「どうしてそんなことしたんだよ」「悪いのは君だ」と短期に考え、そのまま口にしてしまうこと。そういうことを例に挙げて思い知らせてくれる本、「愛することは許されること」。

愛することは許されること―聖書からの贈りもの (PHP文庫)

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ある家庭での朝の出来事です。
学校に急いで出掛けようとしていた中学生の男の子が、床の上に置いてあった灰皿を蹴飛ばしてしまいました。

吸いがらが散乱するな中で、男の子は怒鳴ります。

「こんなところに置いてあるから悪いんだ」

台所から母親が叫びます。

「お父さんが使った後、しまわないから悪いのよ」

父親は父親で、母親に向かって、

「お前が気を利かせて始末しておかないからだ」

と言い、息子に向かっては、

「もっと気をつけて歩け」と叱りつけ、

これまた不機嫌のまま出勤していきました。

 

 

かくて一家三人、それぞれに不愉快な思いを抱いて、一日を始めることになったのです。

 

 

同じことが起きたとして、

灰皿を蹴飛ばした息子が、

まず自分の不注意を詫びていたとしたら、

母親も、

「私が片づけておいたらよかったのに、ごめんね」

と詫び、父親が、

「いや、僕が悪かった。昨夜使ったままにしておいてすまなかった」

と謝っていたとしたら、

この一家三人はお互いに詫び合い、許し合って、気持ちのいい一日を始めたことでしょう。

 

 

許し合うためには、まず当事者同士が、自分もまた、許されなければならない、過ちの多い人間なのだ、
という自覚がないといけないのです。

本当にありがちで、この通りになってしまうことが多いと思います。本当は、人に「ありがとう」を言うことが僕にとっては難しいことだと思います。でも、同じように「ごめんなさい」も、難しい。それよりも、相手を非難してしまうことの方が多い。だから、「ごめんなさい」という機会を失ってしまう。相手が困っているときに、自分が原因であれば、慎重に考えて行動しなければ。そうすれば、お互い気持ちも、気分も良くなると思う。以前の仲よりも、もっと前に進むかもしれない。

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