2017
03.24

令状なしGPS捜査は違法(最高裁)

政治

今時としては当たりまうと思う判決。個人に対して無許可にGPSを取り付けることに対して最高裁は「個人が権力によってプライベートな領域を侵害されない権利を憲法は保障している」。とした。これが守られないとしたら、何でもありになっていく様な気がする。GPSはおろかカメラや盗聴器も捻じ曲げればオッケーと言われかねないことになる。

よくテレビで「警察24時間同行」的な番組で麻薬を隠し持っている人に対して「捜査令状」を取りに行くシーンがある。今回のGPS取り付けも捜査令状さえ取っていれば問題なかった。一般に捜査令状と呼ばれているものは正しくは「捜索・差押許可状」というものらしく、司法警察員が、犯罪の捜査をする必要があるという根拠を示す資料を裁判官に提出して、裁判官が発付するもの。その資料の内容やレベルはわからないにしても一定の手続きを行い、裁判所の中に事情が残されることになる。あとで問題となれば、その資料が適切であったかどうかで許可に問題があったかどうかまで遡れるわけだ。

最高裁は「公道を走る車両の位置情報はプライバシー侵害が小さく、強制捜査には当たらない」とする検察側の主張を退け、「公道上だけでなく、プライバシーが強く保護されるべき場所に関する情報など個人の行動を継続的、網羅的に把握できる」とした。

警察が裁判所の令状を取らずに捜査対象者の車両に全地球測位システム(GPS)端末を取り付けた捜査について、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は15日、「令状が必要な強制捜査に当たる」と指摘し、違法と結論付けた。

情報源: 令状なしGPS捜査は違法=警察庁が自粛指示―プライバシー侵害、最高裁初判断 (時事通信) – Yahoo!ニュース

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